夢は心に留めておくより、誰かに喋る事で実現に近づく。

ニュージーランド テカポ ニュージーランド
ニュージーランド(テカポ湖)
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今日はなぜ、
大学を休学して
ニュージーランドに
行く事になったのかを
書きたいと思います。

大学2年の時、
いろんな思いと経験から、
英語が苦手という
コンプレックスを克服したい
というのと、
園芸が自分に向く職業なのか
わからず、
試行錯誤する中で、
本場の園芸を見てみたい
という気持ちが強くなってきました。

そんな中、
サークルの先輩から、
ワーキングホリデーというの制度
の話を聞き、興味があったので、
すぐ資料を取り寄せて調べました。
真っ先に調べたのが、
イギリスへのワーキングホリデー
だったのですが、
当時は制度が始まったばかりで、
人数制限があり、
面接があり、
貯金額も必要で、
入国の時期も限定されていたので、
かなり、厳しいハードル
だと感じたのを覚えています。

そんな話を、大学の先生
(熱帯野菜の専門家で一緒に
タイの研究等に連れて行ってもらっていた)
に相談したところ、
タイに行ったときに訪れた
球根ナーセリーで働いていた日本人の方が、
今、取引先のニュージーランドの
球根ナーセリーで働いているから
その人に聞いてみようか
と言ってくれました。
正直、その時は
イギリスに行きたかったので、
ニュージーランドかあーと
思いましたが、その後、
たまたまそのニュージーランドの
球根ナーセリーのボスが
日本に来るという話があって、
会いに行きました。

そのボスは
アメリカ人で
ニュージーランドの大学で
園芸を教えながら、
日本向けの球根の輸出をやっていて、
丁度、タイの球根ナーセリーの息子も
同じ時期に研修に来るから、
丁度いいとなり、
ホームステイ先も彼の友人に
頼んでくれるし、
英会話のスクールも紹介してくれるし、
半日英会話スクール、
半日農場で仕事、
土曜日の午後は
アカデミックな講義もしてくれる
という事で、
ニュージーランド行きが
ほぼ決定しました。

ニュージーランドの
ワーキングホリデービザは
申請すれば簡単に取れたので、
何も問題なく手続きが出来ました。


なので、正直、
私はたまたま、
自分のやりたいことを
先生に話しただけで、
トントン拍子に
話が決まっていきました。
それも、
全て縁だと思っていて、
大学2年の時、
たまたま先生に誘われて
タイへの研究に同行させてもらい、
先生と仲良くなり、そこで出会った
日本人の人が、
たまたま今は
ニュージーランドで働いていて、
そのナーセリーがたまたま、
日本に球根を輸出している会社で、
その年に、
たまたまボスが日本に来ることがあり、
お会いすると、たまたま、
タイのナーセリーの息子が研修に来るのと重なり、
ニュージーランド行きが
決まったという感じです。

本当に偶然のようで、
必然の縁だったのだと、
今は思います。

このニュージーランドに
行ったことが、
私の後の人生を
大きく決定づけたのですが、
その話はいつかしたいと思います。

全ては、
自分のやりたい事を
話せる先生と出会えて、
その気持ちに応えて頂いたこと。
本当に感謝しています。
今もその先生と連絡を取ることがありますが、
その感謝の気持ちは
持ち続けているつもりです。

夢は口にしないと、
現実にならないという言葉と、
夢は喋りすぎると、
現実味がなくなるという
相反する言葉がありますが、
私は本当の夢ならば、
話した人には伝わると思います。
伝わらない夢ならば、
それは本気ではないのだと
私は思うようにしています。
本気で喋れる夢を持ちましょう。

こんな偶然で決まった
ニュージーランドですが、
その後、
新婚旅行でも訪れ、
日本の次に住みたい国に
なってしまいました。

一緒に研修していたタイ人のクン

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