パスポートにバツがついた!笑えなかった話!(後編)

エントリークリアランス イギリス
もう一つのバツ
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それでは、
昨日の続きから、、、
もし、
昨日の投稿を
見ていない方は
こちらを
先にお読みください。

ヒースロー空港での
面接は
日本人の
通訳の方が
おられたので、
安心していましたが、
色々、
聞かれました。

内容は
あまり覚えていない
ですが、
なぜ、
イギリスに来たのかとか
そんなこと
だったと思います。

なんとなく、
的を得ない、
手応えのない

面接だった
と思います。
友達の
アメリカ人の
例もあったので、
すぐに
帰らなくてはいけない事は
ないだろうと
思っていました。

が、、
結果は、
強制送還!!!

すぐに
日本に帰って、
英国大使館で
エントリービザを
取得して
来なければ
ならない
との
判断でした。

まじかーーー!!

と思いました。

パスポートを
見返してみると、
2004年9月14日に
イギリスに来て、
わずか3日後の
17日には
成田に帰国しているので、
わずか
3日の滞在で

日本に戻らなければ
ならなかった
という事です。

てか、
どうやって
帰るんだー


と思っていたら、
通訳の方が
言うには、

この書類を
航空会社に
見せれば、

航空会社は
私を
帰国させる
義務があるから、

お金を払わずに
帰国が出来る。

その時に
パスポートも
戻って来る

という事でした。

日本から
戻ってくる時の
費用は
RHSが
負担してくれる
という事だったので、

費用に
関しては、
問題なくなった
のですが、

再び、
イギリスに
戻って来れるのが
23日と
6日後になってしまったので、
せっかくの
研修が
遅れてしまうのが
残念でなりませんでした。

ただ、
問題は
まだまだ、
続きました!!

強制送還の為に、
空港に行って、

指定された
航空会社の
カウンターで
言われた通り
書類を見せると、

クレジットカードを
持っているかと
聞かれたので、
素直に
「持っているよ。」

と答えると、
そのクレジットカードで
チケットの
決済を
されてしまったのです。


えっ!!

料金かからないって
聞いてたんやけど、、

と思ったのですが、
スタッフの人は、
めっちゃ冷たい!!

よく考えたら、
自分は犯罪者?!
みたいに
見られていたのかな
とも思うのですが、、

その後、
航空券発行の時に
空港の
スタッフの人が
没収されていた
私のパスポートを
持って来てくれました。

その時、
どうも
チケット代の事が
気になったので、

その空港スタッフに、
チケット代
払わなくていい
って聞いてたんやけど、、

と尋ねると、

「払えないと言えば良かったんだ!」

と言われて、、
なんじゃそりゃー!
と思って、

その航空会社は
二度と
使わないと決めました(笑)


そして、
悔しくて、
帰り便では
機内の酒を
飲みまくってやりました(笑)

事件は
これでは
終わりません。

その飛行機は
直行便ではなく、
経由便だったのですが、

そこに着いたら、
乗り継ぎの便に
席が
無い
と言われたのです。

こっちは、
行きがけから
イラついていましたし、
酒も飲んでますし、
てか、
早く日本に帰らないと、
イギリスに
戻るチケットも
既に予約したあるので、

それに
間に合わないと
いけないから、

とにかく、
ゴネまくりました。

学生時代、
先生達と
タイに行った先で、
飛行機が
遅れたり、
トラブルが
あった時に、

日本人は
素直だから、
損をする。


こういう時は、
図々しくいかないと
後回しにされてしまう。

というのを
覚えていたので、
ダメもとで
ゴネまくりました。

カウンターの
スタッフでは
伝わらないので、
上の人を
呼び出し、
帰らないと
行けないことを
必死で伝えました。

そしたら、
なんとか
乗せてくれました。

ゴネ成功です!!

皆さん、
空港で
トラブルに
巻き込まれた時は、
ゴネましょう(笑)

そして、
無事、
日本に
帰国することが
出来ました。

そしてすぐに、
英国大使館へ
エントリービザを
取りに
行かなくてはなりません。

そこで、
まさかまさかの
事件が
起こってしまいます。

それは、
英国大使館に
行って、
エントリービザを
発行してもらい、
大使館を出て
歩きながら、

ビザを
確認していたところ、
気づいたのです。


ビザの
有効期限が
9月25日から
になっているのです。

私の
イギリス到着日は
9月23日です。

ヤバい!!

これだったら、
また、
入国出来ない!!

あの、
二度と味わいたくない
留置所の
光景が
思い出されました。

慌てて、
大使館に
戻り、
事情を
説明しました。

そしたら、
単なる
大使館スタッフの
タイプミス
だったんです。

私が書いた
書類は
23日と書いていたので、
謝罪の後、
すぐに
9月23日からの
エントリービザを
発行してくれました。

いや、
タイプミスで
また、
入国できない
とこやったやないかー!!

と思いつつ、
気づいて
良かったなー
と思いました。

2004年9月25日になっている

そして、
私の
パスポートに
新たな
バツが
加わりました。(笑)

もう一つのバツ

この時は
トラブル続きで、
何が起きても、
驚かなくなり、
感覚が
麻痺していましたね。

でも、
おかげで、
色々鍛えられ、
強くなりました。

正直、
私が
イギリスに行って、
3日で
強制送還されたというのは、
当時、
親にも言ってませんし、
友達にも言わなかったです。

盛大に
見送ってもらったのに、
恥ずかしいじゃないですか。

ただ、
帰国中
ホテルに泊まる
お金は
勿体なかったので、
東京に
住んでいる
叔母さんのところに
お世話になりました。

今でも、
叔母さんと
従妹の間では、
盛大に見送って、
3日で帰ってきたもんね、
と笑い話になっています。

そう、
笑えない話、
何ですが、
今では、
笑える話です。

以上でこの話は終わりにします。

最後まで読んでいただいた方ありがとうございました。

正式なエントリービザ

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