日本人枠1人の英国留学を勝ち取った方法

ロンドンアイ イギリス
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今日は、
私が大学4年の時の話を
したいと思います。

私は、
約1年間のワーキングホリデーを終えて、
大学に復帰しました。
大学4年の生活は、
基本、卒論と卒業後の進路を考えるだけでした。

私はニュージーランドでの経験から、
次は絶対イギリスに行きたい
と思っていたので、
その方法を探しました。
またワーキングホリデービザを取得して行くのか、
でも、
今度は向こうに伝手がないしなあ。

そんな話を
研究室の先生に相談したところ、
その先生がイギリスのキューガーデンの
園長を知っているといいます。
「マジですか!!」
となりましたが、
正直、キューガーデンは
大学卒業レベルでは
入れるところではありません。
そこで、先生は
大学の別の先生を紹介してくれました。
その先生との出会いで、
私はRHSウィズリーガーデンの
存在を知ることになります。

その先生は若い頃、
ボタニスト(植物学者)として
RHSの研究室に
1年間留学していた事があり、
RHSの研修生制度の事を
教えてくれました。
そして、実は、
RHSJ(王立園芸協会日本支部)というのがあり、
毎年、そこから1人選ばれて、
イギリスへ2年間研修に行く事が出来る
という事でした。
さらにその制度は、
給料がもらえるので、
授業料など資金は全くいらない
という、まさしく、理想の制度でした。

これはなんとしても、
合格したいと思いました。

先生が働いていたウィズリーガーデンのラボ

そこから、
その採用試験に向けての
勉強を始めました。
ただ、どんな試験があるかは
全く分からなかったので、
とりあえず、
園芸の基礎みたいなものを
やっていたと思います。
でも、
結局これは全く役に立たなかったのですが、、

では、
私がその他に何をやったかというと、
とりあえず、
現地を見に行こうと思いました。
現地を見に行くと、
自分の行きたい気持ちを高められるし、
ウィズリーガーデンの研修生制度は、
RHSJ日本支部を合格しても、
本部で合格するかはわからない
と聞いていたので、
本部の人に会いに行けば、
顔を名前を憶えてもらえるだろう
と考えました。
日本からわざわざ本部まで行く人は
他にいないだろうと思ったのです。

幸い、英語も少し喋れるようになってましたし、
海外に一人で行くのは、
アジア旅行で慣れていたので、
何の抵抗もありませんでした。

今までの経験が繋がった瞬間でした。

キューガーデンの園長と
ウィズリーガーデンの事務局に
メールで連絡を取り、
夏休みに会いに行きました。
キューガーデンは
無理だと思っていたんですが、
園長と会える機会を
先生が繋げてくれたので、
話だけ聞きに行こうと思ったのです。

キューガーデンの日本庭園にある門

初めて訪れた、
イギリス、
ウィズリーガーデンは
感動でした。
うわー!本当にここで勉強したい
と強く思いました。

対応してくれた、
事務局のヒルダも
めちゃくちゃ良い人で
「絶対来年ここに来るからね!!」
と宣言して帰ったのを覚えています。

初めて見たリスにも感動(笑)

今日私が書きたかったのは、
行動の大切さと
前準備の大切さです。

行動を起こすこと
前準備することが、
自分への自信となり
決心が高まります。

そんなやつが
選ばれないわけがありません。
私はそう思って、
この試験に臨むことが出来たと思います。

結局のオチは、
私が受けた日本支部での試験の受験者は
私を含めたった2人でした。
試験の結果は最悪でしたが、
とりあえず、
本部に履歴書と英文の自己アピール文を
送ってくれると言われたので、
首の皮一枚助かりました。

運も味方してくれました(笑)

本部での採用理由はわかりませんが、
私は合格しました。

思いは行動を起こせば届きます。

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