日本人とアメリカ人の違い(前編)

日本 アメリカ おすすめ本
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今日はある本の一節を
紹介したいと思います。
我々日本人はアメリカ人とは違う教育、
文化、歴史、DNAを持っているんだなと感じ、
今でも心に残っている本の一節です。

その一節は、
著者:武田鉄矢「母に捧げるラストバラード」
という本の中に書いてありました。

その本は、
私が大学3年を終えて休学し、
1年間、ニュージーランドに
ワーキングホリデーに行く日、
成田空港の本屋で見つけました。

それまで、
本はあまり読む方ではなかったのですが、
長旅だし、金八先生は好きだったし、
武田鉄矢さんは同じ福岡出身ということで、
目に留まり、
何気なく購入したんだと思います。
ただ、この本のせいで、
私は、トランジットの仁川空港で
号泣する事になるのですが、
その話はまた機会があったらします。

ただ、
この何気なく買った本のおかげで、
私のニュージーランド生活は
変わりましたし、
この後の人生にも
大きく影響を与えることになりました。

その一節を抜粋して紹介します。

それは、
幼少期から高校生までを
ロサンゼルスで過ごした帰国子女が
日本の大学に入り、
思い描いていた日本と
あまりにも違うのに失望した
という話の後に、
その彼に武田鉄矢さんが
話した話として書かれています。

以下本から抜粋↓

祖国を名乗る時の
日・米の違いに注目してください。
アメリカ国民は
自国は「ユナイテッド・ステーツ」
と名乗ります。
つまり、「州が集まっている」
というシステムが祖国なのです。
そのシステムの潤滑油が、
自由と平等であり、
その燃料は
アメリカン・ドリームです。

アメリカン・ドリームとは
少年の夢です。
少年の夢である勇者は、
冒険の旅に出て、
ドラゴンと戦い、勝利し、
お姫様と結婚し、国王になる
夢物語です。
ハリウッド映画も、
ドラゴン退治を物語ります。
「エイリアン」を求めて
「スターウォーズ」で戦闘。
時を遡ってドラゴンを探し、
「ジュラシックパーク」では
わざわざ恐竜まで再生させて戦い、
「ゴジラ」で異国の恐竜まで借りてきて
戦いに挑みます。
ドラゴン退治の夢こそが、
アメリカというシステムの燃料です。

長くなりそうなので、この続きは明日の後編で書きたいと思います。

20年前に成田空港で購入

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