学生の時やっておくべきこと

富士山 初富士 人生
2002年バイクで行った初富士。
Pocket

今日は、
私の大学生の時の実体験を元に、
学生の時にやっておくべきこと
について話したいと思います。

そもそも私の大学生活は、
1年間の地獄の予備校時代を過ごして
勝ち取ったものだったので、
人より必ず、
充実したものにしたいと思っていました。

そして、大学生活での目的は、
一つ。
自分のやりたいことが、
園芸なのか確かめること。
とりあえず、全く園芸を知らないで、
やらないというのは嫌だったので、
興味がある事は全て、
やってみることにしました。

ご存知の通り、
大学1年生の勉強は殆ど、
一般教養で、園芸の勉強は
週に1-2回しかありませんでした。
そこで、私のしたことは、
バイトです。
バイトバイトに明け暮れて、
とりあえず、お金を貯めました。
その目的は、
その頃海外ボランティアに興味があったので、
それに行くための資金と
もう一つは
中型のバイクの免許を取って、
バイクを買うためでした。

丁度、一年生が終わる頃に、
バイクの免許が取れ、
400㏄のバイクを購入しました。
幸いにも、浪人していたため、
その時20歳になったいたので、
親には何も言わずに、購入できました。

バイト代で購入したsuzukiのデスペラード

では、バイクをなぜ購入したのかというと、
目的は1つ。
近郊の植木生産者さんの所に
話を聞きに行くためです。
購入時は、
これでいろんな植木屋さんを見に行ったら、
植木生産の楽しみが分かるかもしれない
と思っていました。

そこで私がやった事は、
当時、2000年は
やっとインターネットが
電話回線で繋がるようになっていた
時ぐらいだったので、今の時代、
ホームページを持っている植木屋さんは
最先端だろうと決めつけて、
ホームページを持っている植木屋さんを
探しました。
案の定、
そんな植木屋さんは数件で、
その中から、
バイクで行ける小田原の植木屋さんに
直接メールを送りました。

内容はこんな感じだったと思います。

「私は千葉大学園芸学部の学生です。
実家は田主丸町で植木生産をしています。
是非、会社を見せて頂き、
お話をお聞きできないでしょうか?」

今考えたら、
なんて、自己中なお願いだと
思うのですが、学生だから、
許されたのだと思います。
訪問した会社の社長は、
とても快く、
私も受け入れてくれて、
いろんな話をしてくれて、
昼飯まで食べさせてくれました。

後になると、
手土産も持って行かず、
特に質問も用意していかず、
植木屋って何が面白いんですか?
みたいなノリだった自分が、
とても未熟だったなと思うのですが、
これがまさしく、
学生時代にしかできない
特権だったなと思っています。

極めつけは、
最後に、
「誰か話を聞きに行った方が良い
植木屋さんを教えてください。」
と質問し、
次の訪問先まで
手配してもらう図々しさも、
学生だったから許されたと思います。

結局、
この植木屋訪問はこの2名で終わるのですが、
本当に色々教えてもらい、
私の将来に素晴らしい影響を
与えてくれたことは言うまでもありません。
その話は、また、機会があればしたいと思います。

とにかく、
今、学生やっている人に言いたいのは、
学生という立場を
もっともっと利用した方が良い
という事です。
我々を含めた大人たちは、
学生に優しいです。
何かしてあげたいと思っています。
無礼でも、自己中でも、
気になりません。
むしろ、それぐらいの方が、可愛く思えます。

この間、
キングコングの西野亮廣さんが
ラジオでこんな事を言っていました。

「何かやりたい学生は、
絶対フェイスブックをやった方がいい。」

って、いろんなおじさんと繋がれるから。

私の学生時代は
メールしかなかったですが、
今はSNSがあります。
大いに活用して、
色んなことを教えてくれる
おじ様たちを見つけましょう。

おじ様たちは、
あなたたちには惜しげなく
いろんな事を教えてくれるでしょう。
惜しげなく、色んな経験をさせてくれるでしょう。
それが、学生時代にしかできない特権です。
大いに活用しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました