今日は、
私の大学時代に
やっていたことについて
書きたいと思います。
自分では
普通の事だったんですが、
今思うと、
少し変わっていたかもしれません。
私は、
以前の記事にも書いた通り、
一年間浪人して
大学試験に合格しました。
合格したのは、
千葉大学園芸学部生物生産科学科(当時)
という
国立大学で唯一
園芸学部を持つ大学です。
なぜ、
この大学を受験したかというのは、
一つは
家を出たかったこと、
もう一つは、
園芸の勉強をしたら、
何か植木の面白いところが
見つかるかもと思ったからです。
正直、
明確に
これを勉強したい
という事が
あったわけではありませんでした。
ただ、大学入学してから、
オリエンテーションなどがあり、
何人かの仲間が出来て、
そいつらの話を聞いていると、
殆どが
家が農家というわけではなく、
丁度、
自分の実力ぐらいの大学だから
受験したとか、
センター失敗したから
この学部にしたとか、
おいおい、
こっちは一年、
あんな思いして
やっと合格したんやぞ。
こんな奴らより、
絶対、
大学生活
意義のあるもんに
してやるぞ―と
思ったのを覚えています。
もちろん、
大学では
そこそこ、
バイトしたり、
友達と飲み会したり、
楽しくやっておりましたが、
私の中では、
一年間苦労して、
入った大学ですし、
お金を払って通っているわけですから、
色んな経験をしたいと思っていました。
もちろん、
基本的な単位を取る授業は
普通に受けて(真面目か!)、
プラス
単位にならない授業も
結構受けていました。
例えば、
造園デザインの授業とか
園芸経済の授業とか
何か面白そうやなーと思う授業は
全て聞きに行っていました。
だって、
授業料払ってるんですから。
受けれるんだったら、
受けなきゃ損ですよね。
その極めつけが、1人農場実習です。
千葉大学園芸学部は
松戸市に
キャンパスがあるのですが、
柏市に
農場を持っています。
そこで
農場実習というのが
2年生になると、
月一回ぐらいで始まります。
実習は
米、野菜、果樹など、
様々なジャンルを
時期に合わせて行います。
これいいなーと思ったのです。
月1って少ないなー。
もっと行きたいなー。
講義だけ聞くより、
実践の方が俺は好きやなー。
千葉大の農場やし、
農作業の手伝いやったら、
頼めばさせてくれるやろーと
思ったのです。
幸いにも、
2年生になって、
バイクを購入していたので、
松戸から柏に行くのは
問題ありません。
すぐに
後期の授業スケジュールを
組みなおして、
週1か2ぐらいで
農場行ける時間を作りました。
そして、
農場に
1人農場実習の
直談判に行ったのです。
もちろん、
1人の為に
授業を計画するのは出来ないので、
その日ある仕事を
何でも手伝うという事で、
1人農場実習の交渉は
成立しました。
僕としては、
米、野菜、果樹、
色んな経験が出来るし、
実際作業やっている
技官さんと話が出来るなんて、
他の生徒には出来ない
特権ですから、
その1人農場実習は
とても楽しかったのを覚えています。
おそらく、
1年間ぐらい
通ったと思います。
そしたら、
私の一つ上の代から
農場研究室というのが出来、
もちろん、
私はその研究室に入ったので、
私の大学生活の殆どは
農場で過ごしたことになります。
みんなは、
松戸キャンパスが
大学の思い出の学び舎だと思うのですが、
私にとっては、
柏の農場が
大学の思い出の学び舎です。
大学卒業してからも、
松戸キャンパスには
行った事がないですが、
柏の農場には、
何回も行っています。
そこには、
当時の技官さんや
先生もいるので、
そちらの方が楽しいからです。
柏での
1人農場実習は
他の誰も経験していない、
私だけの宝物になりました。
この経験が、
後のニュージーランドやイギリスの挑戦にも
繋がりましたし、
周りに流されずに、
自分の思う道を進んいく
自信にもなりました。
大学生って、
色んな誘惑が
あると思うんです。
ただ、
大学生だから
出来ること、
大学生の時しか
経験できないことは
やったもん勝ちです。
大学生の皆さん、
今しかできない
経験を沢山しましょう!!
なんか変な終わり方(笑)!
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