今日は
私の育てている、
アオキ(斑入りアオキ)
について
書きたいと思います。
丁度、
7月の
今の時期に
うちでは
挿し木を
行います。
挿し木の時期は、
7月~3月まで、
新芽が伸び終わって、
固まっている
時期であれば、
いつでも可能です。
アオキは
比較的
発根が容易な植物で、
当年枝(今年伸びた枝)でも
前年枝(去年伸びた枝)でも、
挿し穂として使えます。
ただ、
どんな苗を
作りたいかにより、
挿し穂の選び方も
変わってきます。
節間が広い、
スーッと伸びた枝を
挿し穂として
苗を作ると、
枝一本の
スーッとした苗が
出来ます。
ただ、
アオキは
わき枝があり、
ボリュームが必要なので、
なるべく
節間が詰まった枝を
挿し穂に
用いるようにしています。
そうすると
株元から
枝がいくつか出てくるので、
ボリュームのある苗が
出来上がります。
最初の挿し穂選びから、
きちんとやっておくと、
後の栽培が
楽になります。
アオキは
7月に挿し木をし、
年内には
ほぼ発根するので、
まず、
7.5㎝のポットに
鉢上げをします。
1年養生して
10.5㎝ポット、
さらに
1年養生して
15㎝ポットに
鉢上げしていき、
高さ30-50㎝の
規格となり、
出荷できるようになります。
挿し木から
3年かかることになります。
ポイントは、
鉢上げの時に、
ボリュームのある株を
イメージして
鉢上げすることで、
苗に
ボリュームがない場合は
2本合わせて
植えたりします。
また、
アオキは
日陰の植物なので、
管理場所は
寒冷紗の下でなければいけません。
そうしないと
葉焼けを起こしてしまい、
商品になりません。
この施設が必要なので、
生産量が
なかなか増えない
理由にもなっています。
病害虫は
5月の
新芽が伸びている時期に、
ダニが付きます。
ダニが付くと、
新芽の伸長を
妨げるので、
きちんと
ダニ剤をかけます。
ダニは
一度ではなかなか効かないので、
種類を変えて、
2回ほど
集中的に行うと、
より効果的になります。
アオキは
雌雄異株で
実が付けるものと、
そうでないもの
があったり、
葉の模様も
内斑、
外斑、
黄色斑、
星斑など
様々あります。
日陰の植物なので、
室内でも
栽培可能で、
葉を鑑賞する
観葉植物としても
可能性があると思います。
皆さん、是非
アオキに
注目してみてください。
今日は
以上です。
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