斑入りヤツデ 紬絞りを挿し木で増やす方法

斑入りヤツデ 園芸
袖絞り
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ヤツデは日本の植物で、日陰で良く育ち、ビルの間や高木の下など、様々なところに植えられて、造園、緑化でも重宝される樹の一つです。なかなか日の当たらない、家の北側に植えるにも、成長も遅いし、葉も特徴的なので、面白いと思います。特に、この袖絞りという斑入りの品種は、葉の姿が美しいので、人気があります。

そんなヤツデを、挿し木で増やしてみたいと思う人は少なからずいると思います。

実は私も挿し木は初めての挑戦だったのですが、意外と簡単に発根してくれました。

枝のどの部分を挿し木するかを間違えなければ、誰でも挿し木が可能です。

この記事では、そのポイント中心にしっかり、説明していきます。

最後にいろんな、葉柄を持つヤツデを紹介しますので、沢山増やして、お庭を賑わせましょう。

どの部分を挿し木するのか?

今回紹介する挿し木の方法は葉芽挿しになると思います。(名前はどうでもいいですが)

斑入りヤツデは茎の伸びが極端に遅いので、茎を使っての挿し木は効率的ではありません。ですので、主幹から出てくる脇芽(腋芽)を使って、挿し木をします。

脇芽が写真ぐらいの長さになったときに、基から切ります。この時、なるべく基から切った方が発根はし易くなります。もぎ取る感じでも良いです。

基から出てくる脇芽

いつ挿し木するのか?

挿し木のタイミングは、この脇芽が5㎝~10㎝ぐらい伸びていれば、そのタイミングで可能です。あとは、挿し床の温度が22℃~30℃ぐらいだと発根します。

具体的な月は地域によって異なりますが、九州ですと3-6月、9月-10月といったところになります。冬の間、11月‐2月の間も挿し木は可能ですが、発根し始めるのは4月ぐらいからなので、3月に挿し木したのと同じになってしまいます。

どれぐらいで発根するの?

この状態で挿し木をすると、およそ1ヵ月ぐらいで発根を開始し、3ヵ月後には鉢上げ出来るようになります。写真のように新芽(新しい芽)が出てきて、茎を引っ張ると抜けずに根が張っているのを確かめてから鉢上げしましょう。

もし、まだ、茎が抜けるようでしたら、さらに1ヵ月様子を見て鉢上げしてください。

ポット上げした斑入りヤツデ

是非、皆さんも挿し木、挑戦してみてください。

もし、何かわからないことがありましたら、コメント欄にて質問ください。

ヤツデの種類

斑入りヤツデ 紬絞り 


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ファトスヘデラ(ハトスヘデラ)

これは、ヤツデではないのですが、ヤツデとヘデラの属間雑種でヤツデの木立性を持ったヘデラといった感じです。枝の伸び方がくねくねと曲がるので、動きがあった面白いオススメの植物です。ヘデラの要素を持っているので、日なたでも十分育ちます。


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